2017年 11月 08日

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【恐怖】自宅デリ客の襖の隙間からのぞく老人

藤村綾

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自宅のお客さんに呼ばれて出向いた

 デリヘル嬢はホテルに出向くほうのが、一方的に多いのだが、たまに自宅のお客さんのところに行く場合もある。大概一人暮らしだけれど、「あ、嫁さんが実家に帰ったからさ」などと軽口を叩くお客さんもいる。自宅に呼ぶメリットは、
その① ホテル代がうく
その② 風俗嬢の警戒心が解ける
その③ 所帯染みたところを垣間見た風俗嬢は存外淫らになる
その④ なし崩しになる場合が多い

と、いうメリットもあるが、この条件が成立するのは、あくまで部屋が片付いている場合のみなのであしからず。自宅に呼ぶ=ケチと思われないように、部屋は片しておき、芳香剤をおいとくべし。
 以前行った自宅。普通の一軒家だったけれど、汚いというか雑然としていてやけに荷物も多く、足の踏み場もなかった。お客さんの年齢は30歳。普通の容貌、普通の体躯。モテそうな好青年だ。
「え?一軒家に一人暮らしなの?」訊いてみたら、「となりの部屋に寝たきりの爺ちゃんがいるんだ」どうやら孫であるお客さんが、面倒を見ているらしかった。『爺ちゃんは寝たきりで動けない』あたしはそのときは、ふーん、だけで気にも止めていなかった。

細く開いている襖から見える2つの目・白い歯

 いざプレイが始まる。お客さんはあたしの股を思いきり開かせ襖の方に向けた。寒い日だった。ストーブがある方に意図的に股を開かせたと思っていた。
「丸見えだよ」お客さんは、ニタニタした顔をしつつあたしの陰部をかき回す。「ああ、そんなぁ」食指が陰部に触れるたび、」あたしはいやいやをするよう、髪の毛をふり乱す。そのまま寝かされ煌々と電気がついた部屋でクン◯をされた。ああ、声を押し殺す。となりの部屋には『寝たきりのお爺ちゃん』がいる。
 え? あたしは、細く開いた襖の中でひとすじの明かりを見つけた。襖はちょうどあたしの右横にあった。淫らな姿は丸見えである。あ! 今度は声をあげてしまった。お客さんは、クン◯で感じていると思った声だと勘違いをしたが、それはまるで違った。なんと、『寝たきり』のはずのお爺ちゃんがあたしの乱れた姿を見ていたのだ。覗きである。家政婦、ではなく、お爺ちゃんはミタである。まさに。
見出し)いいじゃん! 減るものじゃあるまいし。『寝たきりだろ』
 お爺ちゃんの目は瞬きひとつしないで息をひそめあたしの裸体を見ていた。あたしは、嫌などころか、変に興奮をした。お爺ちゃんに見られている。もっと、いやらしいことを見せてやろうと思惑し、あたしはお客さんを立たせて、襖を背にフェ◯をした。お爺ちゃんと目を合わせつつだ。お爺ちゃんの目は血走っていた。興奮して死んだらどうしょうと、本気で悩む。けれど、お客さん(孫)には決して言えない。ほどなくして射精をすませ、ふと、襖を見ると細く開いていた襖はぴっちりとしめられていた。
「ねぇ」
 スボンを履いているお客さんに声をかける。なあに?
「お爺ちゃんってさ、本当に寝たきりなの?」
 なぜそんなことを訊くのかという顔をしてお客さんは口を開く。
「うん、明日はヘルバーさんが来るよ」
「あ、そ、そう。あ、ヘルバーさんて女性かしら?」
「そうだよ。なんで」

 あたしは口を噤む。本当は傍観料金を取りたいところだったが、その顛末を店長に話すと、あははは、と、声高々に大笑いをした。
「いいじゃん、減るものじゃないし。お爺ちゃんでなければ、罰金ものだけれどね」あはは。何度も嘲笑をする店長。
 今でも不思議だが、あのお爺ちゃんは男の本能が力を出し、覗きに挑んだのではないのかと踏んでいる。よわい89歳。思考は現役だったようだ。


* 覗きは犯罪です。あしからず



文|藤村綾

琥珀
尻舐め女

このコラムを書いた人

藤村綾

あらゆる風俗に従事してきた謎の風俗嬢ライター。『俺の旅 』ミリオン出版 コラム連載。 趣味 読書。

藤村綾

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