あんり／奥鉄オクテツ兵庫

ショートヘアの隙間からのぞく艶やかなうなじ、その先に続くくびれた腰、
美乳が小刻みに震えるたびに、空気が甘く淫靡に変わる
長く旦那様に抱かれていない彼女の身体は、今や欲望の塊。
触れられない時間が、全感覚を鋭敏に研ぎ澄ませ、
指先一つで腰が抜けるほどの敏感体質に育ちあがった。

そんなあんりさんの瞳が射抜くのは、あなたの筋肉。
盛り上がる上腕、隆起した胸板、汗の伝う背中…
それらを前にした瞬間、もうあんりさんの中の“理性”なんて存在しない。
「その腕で、乱して…壊して…」
あんりさんは、あなたの“力”に、支配されることを望んでいるに違いない。
肌が触れ合えば、火がつく。舐められれば、溺れる。
旦那様が力強く抱きしめた瞬間、彼女は悦びの断末魔を漏らしながら、快感に崩壊する。
ベッドの上で見せるその姿は、清楚でもなく、妖艶でもない。ただの“雌”。

本能が剥き出しのまま、あなたの筋肉に絡みつき、
何度も、何度も、絶頂を迎える。

快感を我慢してきた女が、筋肉に抱かれて解放される――
それはもう、神話級の一夜。