心が少し冷えた瞬間のこと｜いちの／池袋人妻ヒットパレード

私は、普段このお仕事の中で
できるだけ前向きな言葉で
気持ちを伝えるようにしています。

それは、お兄さまたちが
気持ちよく過ごせるように…
という想いからでもあります。

そして実際に、
これまでお会いしてきたお兄さまたちは、
みなさん本当に優しくて、温かい方ばかりで。

そんな出会いに支えられて、
私はここにいられていると日々感じています。

でも──

ほんの少し、
心が冷えてしまう瞬間がありました。

「ちょっと強すぎるかも…」と感じて、
思わず「少し痛いかも」と
お伝えした場面がありました。

私は普段、“痛い”という言葉さえ
なるべく使わないようにしています。

その一言が、気分を損ねたり、傷つけて
しまうこともあるかもしれないからです。

でも、そのとき返ってきたのは
「激しくした方が興奮する」
という言葉でした。

もちろん、お気持ちや
好みがあるのはわかっています。

でも、こちらの身体や気持ちを伝えたうえで、
それを受け止めてもらえなかったとき、
なんとも言えない寂しさが残りました。

優しさって、力加減の話じゃなくて、
“聴いてくれること”なんじゃないかな、
と思うのです。

少し迷ったけれど、こうして綴ったのは、
いま目の前にいる
優しいお兄さまたちの存在があるから。

ちゃんと想ってくれている方に、
ちゃんと応えたくて。

私も、これからも丁寧に、
まっすぐに向き合いたいなと思います。

読んでくださって、ありがとうございます。