鬼滅をちょっとだけ語ってみる｜緑川ゆうな／華椿

鬼滅をちょっとだけ語ってみる

2025/08/17 (日) 18:01:54

映画また見てきましたよ〜！

☆以外全てネタバレしています☆


１回観てるし原作も読んでいるのに……

分かっていても泣いてしまう🥲

猗窩座編は原作を読んだ時はあ〜悲しい過去があるタイプの鬼なのね〜くらいのテンションで読んでたんですが映画で動いて声がつくとボロボロ泣いてしまって……

猗窩座は過去を忘れてしまったタイプの鬼だけど女を喰えなかったり、技そのものや技の名前も過去の思い出から来ているから、本人も鬼になった時は自暴自棄で全てを忘れたくて…でも幸せだった思い出もあるから忘れられなくて…という葛藤が無意識のうちにあったのかな。だから炭治郎と戦って、正々堂々負けて満足して地獄に行けて良かったね、頑張ったねと思ってしまう。いや鬼の頑張るは人を喰うことなので困るのですが…

結局彼はどれだけ鍛錬をつんでも至高の領域には辿り着けなかったの結構残酷だなと思います。あの世界の才能の差厳しすぎる。上弦の壱もそうだけど鬼になって強くなった所で目指したかった場所にはたどり着けないし人に託すことも出来ないから行き止まりでしかない。あのまま猗窩座が別の生き物に変態してたとしてもそこへは至れなかったんじゃないかな…上弦の壱がそうだったので。
そう思うと本当に苦しい。圧倒的な才能の前には負けるしかない。でも自分でも後悔しないくらい努力すれば猗窩座みたいに潔く負けて退場できるのかな。私もそのくらい努力できるかな、なんて色々ぐるぐる考えてしまいます。屈折した人間なので屈折したキャラクターが好きで…(だから上弦の壱が好き)
鬼滅は真っ直ぐな人が多くて眩しくて前向きになれますよね。

そういえば一緒に見ていた父が鬼滅は説明が多くて行間も全部説明してるから分かりやすいと言っていて、そう言われてみればそうかも？と改めて気付いたり。だから分かりやすくてこんなに広く支持されているんですかね？深読みオタクとしては隙間で妄想するのが好きなので隙間がないなと思ったりしていました。

にしても迫力の映像はやっぱり映画館で見てよかったな〜と思いますね。戦闘シーンが見ていて気持ちいいし派手で素直にキャー！って思えます。次も(いつになるのかな…)楽しみです🎶