お礼｜さえこ／大奥 梅田店

お礼

2025/09/15 (月) 09:40:53

室内の淫靡さを象徴するかのように、闇の濃度が少しずつ増していく。

折り広げられた私の脚のシルエットが揺れている。
貴方の顔が、その根元で欲深くうごめいている。

獲物に貪りつく獣のような雰囲気で、貴方は露にされた私の泉を吸い、蕩け出す蜜を堪能していた。
じゅるじゅるっ・・・・・

貴方の唾液と私の淫液が交じり合う湿った音が、耳に届く。

私の肉体から、新たな汁が湧き出してくる。

鼻を押し付け、激しく顔を振りながらのクンニリングスに、私は溺れ始めていた。
「ううんっ・・・・・・」

貴方の体が、全てを呑み尽くすように、少しずつ私の肢体に接近してくる。

私の腿の付け根から膝裏の辺りにゆっくりと両手を這わせ、執拗に私のヴァギナを舐め続ける貴方。

乱れたシーツの端を私は何度も握り締めた。

私の敏感なスポットに、貴方の舌先が触れた。
「ああんっ・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・、駄目っ、そこは・・・・・・・」

クリトリスを舌先で転がされている。

私の肢体が激しく左右に揺れ始める。
貴方はそのスイッチを見つけたかのように、私の濡れた突起を舌で舐めあげ、乳首を指先でつまんだ。
「はんっ・・・・・・・」

私の裸身が、びくっ、と何度も反り返る。

私は貴方の硬くなったペニスを愛おしそうに撫で上げた。

貴方は黙って見下ろしたまま、私の両膝を更に押し広げ、体をゆっくりと前進させる。

闇の中で二人の影が深々と重なり合う。

「ああんっ！・・・・・・・・」

これ以上の悦びなど存在しないとでも言うような、私の深い嬌声が部屋に響いた。

ゆっくりと動き始めた貴方の尻に、私の両手が巻きついていく。

次回は19 23 「28？」 29 . 10/ 1「午前中」10/9の予定です。

貴方様と私のフィクション小説でした。