マンションで釣られたバツ2女とパパ、そしてパパの友人のハゲしい3P

熟女・人妻店ユーザーさんの投稿コラム

マンションで釣られたバツ2女とパパ、そしてパパの友人のハゲしい3P

AVコラム

前田穂花 0 1,523 2018/02/23

隣の高齢男性と親しくなったアラフォーバツ2女

あたし、四十二歳の“バツ2”おんな。もっとも、もうすぐ四十三歳になるけれどね。
 気分だけは二十代のままだけど、いずれにしてももうケッコンはこりごりだわ。
 離婚の理由?……訊かないで。『諸般の事情により』とでもしておくわ。
とにかくいろいろあり過ぎて。もうオトコなんて信じられない……そう思って過ごしてたわ。

 とにかく二回もケッコンに失敗すると、人間不信になるものよ。
まあ、あたしはお勤めもしていたし、子どももいなかったから、お気楽な立場よね。
『オトコなんてシャボン玉~♪』と鼻歌を歌って、東京の隅っこのワンルームマンションで、夜はやけ酒を煽ってた。友人一同が、
「美野里、あんたそのうちに、アルコール依存症になるわよ」
 って心配するくらいに、とにかくお酒ばっかり呑んでた。

 でもね。
 隣の部屋に住む、やっぱりひとり暮らしのおじいちゃんだけとは、あたし、ものすごく意気投合しちゃったの。
もう七十歳だけど、どう見ても五十歳出たところにしか見えないわ。
それもそのはず、若い時からボディビルがご趣味で、お仕事をリタイアした現在も、週二回はジムに通っているらしいのよ。
――あたし、こんなにしてるけど、実は家庭に恵まれなかったの。つまんない話だから詳細は端折るけど。
永い間ずっとお母さんやお父さんが欲しかったあたしだから。そのおじいちゃんのことを“おとうさん”と呼んでいるの。
 おとうさんとは最初こそ、会釈するだけの仲だったけど、やがて立ち話するようになり、いつしか寂しい者同士、互いの部屋で呑み明かすようになっちゃったの。
 お酒だってひとりで呑むより、ふたりで呑むほうが愉しいわ。

―――でね、そうこうしてるうちに。
ほら、所詮は男と女でしょ。おとうさんとあたしは、酔った勢いも手伝って、いわゆる最後の一線をも越えちゃったのよね。
 セックスそのものも本当に久しぶりだったし、ボディビルダーのナニは本当に素晴らしくって、しかもおとうさんはチョー絶倫と来てるのね。
あたしはもうメロメロ。仕事から帰って乾杯すると、日課のようにおとうさんを求めたわ。
お食事?おとうさんがどこかいいところに連れてってくれて、そのままモーテルに直行したり、部屋にいる時にはお寿司屋さんから上にぎりをとっていてくれたりするのよ!

自分名義のマンションをパパが購入、愛人性活スタート

 はじめこそ、熟年離婚した元奥さまに五千万円ポンと渡してきた、っていう話も、オヤジ(ジジイ?)の大法螺ね、くらいにしか思ってはいなかったんだけど。
ある時、ことが済んだあとでおとうさんがあたしを抱きしめてこう言うのよ。
「おい、美野里。明日おとうさんが美野里にマンションを即金で買ってやるぞ」

 全然本気にしてはいなかったんだけど。
おとうさんの言うとおり、週末の不動産屋に同行すると……お店の担当者があたしのこと、クルマで、現地へと連れてってくれた。
―――それは、これまであたしが見たこともないようなゴージャスな高層マンションで、おとうさんが選んだのは見晴らしのいい何と3DKの部屋だったの!
「どうだ、美野里?気に入ったか?」
 向かいは広い公園だし、交通の便もお買い物もサイコーの物件なんだけど、あたしはまだ、狐につままれた心地だった。
 ところが、お店に戻ると、おとうさんは、
「この娘の気に入った物件だ。現金で買います」
 って……あたしの名義でそれこそぼーんと即金で、そのマンション買っちゃったの!
これが俗に言う『棚から牡丹餅』ってやつなのかしら。

 お部屋のハウスクリーニングが終わり、鍵をもらって…そして。
あたしの愉しい新生活は始まったの……。

避妊剤を注射してパパと中出しエッチ三昧

おとうさんは夜な夜な、あたしの元に通ってきたわ。
 いつしか、ふたりは一緒に棲んでた。
 何してんの?ですって……いやあねえ、エッチよ。

 まあ、おうちも買っていただいたことだし。
あたしは心底おとうさんにメロメロだったから。女友達ご一同様が、
「美野里、あんた、こんなオヤジに惚れちゃって。どうするつもりなのよ?」
 とか散々けなしても、全然耳には入らなかったのよ。
……アソコに毎晩、おとうさんの黒光りしたイチモツは挿入ってくるけれども。

 いいのよ。そもそもおとうさんとあたしの問題なんだし。
あたしはお勤めだけはおろそかにはしていないんだから、プライベートでは何しようが構わないのよ!野次馬みたいなことはしないでよね!
どうせ(美野里ってば巧くヤッたわね!)って妬いてるんでしょ、あたしのこと。


 そうしてあたしってば、ピルまで使っておとうさんを受け容れてた。
 今は医療用の…というか、ご夫婦の避妊のための保険の利くピルもあるらしいんだけど。
あたしは事情が事情だけに。大学病院の婦人科に月一度通院し、人工的に閉経状態にさせる注射による一回五万円もする薬を使ってたの、自費で。
もっとも。言うまでもなく、お金はおとうさんが黙って出すんだけど。

そうねぇ。フーゾク行くお金を考えたら、安い出費じゃないの?
一ヶ月に一回注射すればいいんだし、そのおかげで、あたしは“女の子の日”もなく。
毎晩、おとうさんとイイことがデキるんだからお互いさまよね……ちょっと違う?あたしってば変?
 
でも。ある時にね…おとうさんが真面な顔をして。
いつもだったら「なあ、美野里。今夜もイイだろ……」って迫って来るところなのに。

今夜に限って。
「美野里、折り入って頼みがある。美野里には申し訳ないんだが、人助けをしてくれないか?」
 って、あたしに頭を下げるのよ。

頼まれてパパの元同僚を人助けする愛人女性

「おとうさん、どうしたのよ。何かあったの?借金の保証人とかならノーサンキューよ!」
 あたしが強めの口調で言うと、おとうさんは、
「いやあ、違うんだ。……オレの友達に○ゲ……いや、これは仇名だな。石山って男がいるんだが。そいつが……」

 おとうさんの話によると……。
――――“ハ○”こと石山さんは、おとうさんの元同僚。
奥さまを早く亡くされて、ヤモメ暮らしをしながら、それなりにおネエちゃんと遊んでいらっしゃったらしいんだけど。
一年前、不運にも交通事故に遭われて、首にボルトを十二本も入れたとか。
以来、幾らキレイなおネエちゃんと出逢っても、アソコが使い物にならないんですって。
で。石山さんは回春のために、それなりのお礼はするから、おとうさんとあたしの絡む姿を見て、オトコとして甦りたい……ってことらしいのね。

昔はそれこそ『ハゲしいセックスをしてた』と、周囲に自慢げに話しているらしいんだけど、今現在ソッチがダメじゃねえ。
正直、あたしはドン引きかしら……。
 でもね、あたし、一度は『他人に見られながらセックスする』って体験に憧れてはいたのよねぇ。だって、なんか面白そうじゃん。アダルトビデオの女優さんみたいで。

 えっ?あたしってばそんなに淫乱?
 とにかく、人助けはイイことよね。あたし、お約束のアルコールの勢いも手伝って、おとうさんの申し出を受けることにしたの。

“人助け”当日を内心心待ちにするスキモノ女

(○ゲのハゲしい石山さんのペニスはどんな味がするのかしら…?)
 元々の話は『あたしが石山さんの前でおとうさんと絡む』ってことだったんだけど。
あたしはそれを超越して、まだ見ぬ石山さんのイチモツばっかり夢想してた。
 何だかんだ言って、おんなはスキモノよね。パパの自慢のモノだけじゃマン足出来ないあたしが現にいるんだから。

 そうして“約束の日”はやってきた。
 春なので、あたしはピンクの桜の柄の小紋に身を包んで、おとうさんのあとをついていった。
こう見えてもね。あたし、着付けの師範を持っているのよ。
なんてったって、二回もケッコンしちゃった美野里ちゃんだからねぇ。
花嫁修業だけは完璧なのよ。…肝心の“花嫁”のほうは全くダメだったけれども。
 そして。手には“喪服”の入った和装用バッグを手にしてたあたしだった。
ほら、男のひとって、女性の黒い衣紋から覗く白いうなじとかにすごく弱いでしょ?

 待ち合わせの喫茶店で、石山さんの奢りでサンドイッチとコーヒーの軽い食事を摂ったのち、あたしたちはラブホの“三人様OKルーム”に入ることになってた。

目つきが怪しい初対面男性の前で乱れつつパパに抱かれる

 それにしても、石山さんのあたしのことをまるで舐めるような、銀ぶち眼鏡の奥の鋭い視線。
(やっぱり……これはおとうさんとの絡みを見せるだけじゃ済まないわね。あたし、このまま3Pで犯されちゃうんだわ……。それはそれでいいけど)
 ちょっとした不安と、ちょっとした期待とで、あたしは胸が早鐘を打つのを感じつつ。
おとうさんと石山さんに挟まれるように、駅裏のホテルの最上階の部屋に入った。

 バスルームでピンクの小紋から黒い喪服に黒い名古屋帯を締め、ふたりの男性の前に現れると。
おとうさんも石山さんも『お~っ』と溜め息をついた。やっぱり、喪服を持ってきて正解。

「美野里……!」
 まず堪らなくなったのはおとうさんのほうだった。
 よくビデオにありがちな、クイーンサイズのベッドに押し倒されて、きものの裾だけ捲りあげられる、って奴。
 黒い喪服にあたしの白い足袋と襦袢と……同じくらい白いふくらはぎが覗く。
 えっ?パンティ?そんな野暮なモノは穿いていないわよ。
湯文字の下は、おとうさんに毎晩手入れされて、すっかりパイパンになったアソコだけよ!

 おとうさんは自分も服を脱ぎ捨てると、あたしの黒いきものの袷をぐいいいっと左右に広げて自慢のGカップのおっぱいを露わにした。
「見てろよ、ハ○。美野里は左の乳首を押すとスイッチが入るんだ」
 その○ゲこと石山さんも、すでに下半身裸で、おとうさんと同じくらい黒光りしたイチモツを右手で上下に扱いてる。
(いや~んっ!でも……すご~いっ!)
 あたしもすっかりコーフンしまくって、キモチもカラダも臨戦状態。
ああっ、おとうさん、早く挿れてっ!

散々じらされた末に受け容れる強直

 だけど、おとうさんってばすごぉ~く意地悪で、わざと胸しか愛撫してくれないのよ。
 毎度の責め方なんだけど。そのほうが、あたしのワレメちゃんはウエッティになるのよね。
おとうさんも若い頃は百戦錬磨だったらしいから、おんなのツボはよく心得てるの、特に“蜜壷”のことはね。

 そうして。焦らされに焦らされて、あたしのシークレットゾーンからはだらりだらりと花蜜が溢れ、ラブホのベッドにいつしか染みを作っていた。
「ああっ、おとうさんっ!もうガマン出来ないっ!」
 あたしが散々懇願すると。
おとうさんはわざと石山さんに見せつけるかの如く、あたしの黒い和服の裾を、白い襦袢ごと腰の上まで捲り上げ。
「ああ、美野里は悪い娘だなあ。おとうさんにスケベなことをねだりやがって。そんなに嵌めて欲しかったら、そこにいるハ○に突っ込んでもらえ」
 とか言いつつ、あたしの両脚を引っ掴んだ。

 ざくっ。
 刹那、あたしが待ち望んでいた剛直が、ようやく胎内に挿入ってきた。
 あたしと一体になると、おとうさんはすぐさまあたしの右足を高く持ち上げた。

おとうさんの得意なラーゲは“変型松葉くずし”。
この体位だと。右曲がりのダンディならぬ“左曲がりのイチモツ”が、あたしの最も深いところをぐいっ、ぐいっと抉るの。
そのカンジといったら、もうただただ堪んないのよぉ。
「ああっ、おとうさん……おとうさん……」
 うわごとでも呟いているみたいに、ひたすら喘ぐあたし。

 やがて。烈しいオーガズムの波が、あたしのカラダをさらいに来た。
「ああっ、おとうさんっ!イッちゃうっ!」

 あたしが叫んだその時。
 ぴしっ、とハゲしい音がして、あたしのもうどこかわかんないんだけど。
とにかくカラダのどっかに、シビれるような痛みが走ったの。

初対面の男のアブノーマルすぎる性癖

――それは石山さんの仕業だった。
「美野里ちゃん。今日の美野里ちゃんはオレたちの奴隷なんだぜ。思い知れっ!」

 石山さんはどこからかマジックインキを取り出すと。
何とあたしのカラダに“Slave”(奴隷)とでかでかと書き、そればかりでなく、モンダイのあたしの左胸の乳首に近い箇処に“スイッチ”とご丁寧に記帳(?)して。
迫り来るオーガズムの予感に悶え続けるあたしの姿を、自身のケータイのカメラに収めまくっていた。

(このひと、ちょっとヘンタイさんかしら……?)
 あたしは多少訝しく思ったけど。
まあ、お互いの同意の上でなら、セックスはノーマルもアブノーマルもないわよね。
今のあたしはとにかくイキたいの。そもそも、おとうさんのものすごい抽送に、あたしは余り難しいことを考える心の余裕もなかったしね。

「ああっ、おとうさんっ。美野里、ヘンになるっ!イカせて、お願い、あたしをイカせてぇ……」
「美野里、そんなにせがむんだったら仕方ないな。お望み通りになかでいっぱい出してやるよ……」
 どくっ、どくどくどく……。
 あたしの爪先にまで、おとうさんの精が満ちてきた。

スキンが嫌いで。ひたすら中出しの人生を貫いたパパ

 余談だけど。おとうさんは十八歳の童貞喪失からこれまで、たった一度しかコンドーさんを使ったことがないらしいのよ。
その、チェリーボーイ喪失の折にスキンを使った時にね。
おとうさんはすごくイヤな想いをしたそうよ、詳しくは語ろうとしないんだけど。
昔のことだから、きっとゴムも現在みたく使用感が自然じゃなかったんでしょうね。

以来、おとうさんは避妊が大嫌いになっちゃって。
七十歳を超えた今日までずうっと中出しオンリーだって、いつもあたしに言ってんのよ。
そのせいで、かなり痛い目にも遭った様子だけど。
おとうさんは今ではひたすらあたしの“パパ”に徹していて、いっぽうあたしも避妊のためのお注射を打って、且つ『おとうさん命』だから。
ふたりはコンドーさんがなくってもセーフティ・セックス、っていった塩梅よ。

自身の弱い勃起力を甦らせるために男が取った手段

 話を戻すわ。
 おとうさんが果てて、あたしの結局一度も子を宿すことのなかった部分から。
それでもまだびくん、びくんと脈を打ったままのペニスを引き抜くと。
あたしの恥裂からは、だらだらとそのまんまおとうさんのザーメンが滴り落ちているというのに。
○ゲこと石山さんが、それこそハゲしい勢いであたしの上に乗っかって来て、
「美野里ちゃん、美野里ちゃんは奴隷ちゃんなんだからな、観念しろよ」
 と、それなりにボッキンキンになったイチモツを膣口に宛がってきたの。

 でもね。何しろ石山さんって、首に十数本のボルトを入れた男性でしょ。
幾らキモチは昂ぶっていてもね。いざヴァギナに挿入しようとすると、ナニはたちまちフニャララ・・・と萎えちゃって。
 あたしがどんなに得意技の尺八を仕掛けて勃ち直らせても。
嵌めようとすると途端に、フニャララ……の繰り返しなのよね。

 それにしても、石山さんは何だかんだ言っても、さすがはおとうさんの知人ね。
かなりのエキセントリックな性癖をお持ちのようよ。いきなりぴしっ、ぴしっ!
――あたしの全身にスパンキングを加えてきたの。

 そればかりか、さっきのマジックインキを再び取り出して。
あたしのことを引っ叩きながら“公衆便所”だの“淫乱女”だの“誰でもいいから嵌めて~!”だの。
フツーの女性ならまさしく『ハゲ怒り』しそうなことを。
あたしの顔以外のありとあらゆるところに殴り書きしまくるのよ。
全く。耳なし芳一の世界じゃないんだから、もう。

内心怒りで震えるパパの様子に却って昂ぶる淫乱な愛人

でも、そんな石山さんの様子に。
こいつ、サドなのね。だったらこっちも乗ってやろうじゃん、って。
あたしも、たわけて付き合ってあげることにしたの。だって、これはあくまでも石山さんの回春のためのプレイでしょ。
なんぼのもんよ。それに早く、あたしは石山さんとも“突き合い”たいしね。

 あたしにとっては日課のようなエッチ。
でも、石山さんにしてみれば、本当に久しぶりのセックスなわけね。それはそれはねちっこい弄びぶりなの。
 もうひたすら「美野里ちゃん、お前はオレの奴隷だ」って、延々とあたしを引っ叩くのよ。

 さすがにちょっとしつこすぎる感が否めなかったから。
ふとおとうさんの顔を見遣ると。ニヤニヤしてはいたけれど、瞳が笑ってなかった。
(ああ・・・おとうさんは内心、このオトコのことを憎たらしく思ってるんだわ)
 あたしはすぐに感知したけれど。

おとうさんが怒ってる、そう考えたら。あたしは却って感情が昂ぶってきちゃって。
すぐさま「石山さんっ!もうガマン出来ないっ!ちょうだい!」
 って、彼に挿入をねだってた。
石山さんは「美野里ちゃん、お前は本当に淫乱なおんなだな」と。
数発あたしの頬に平手打ちを喰らわせたあと。
ようやくガツン!と、大きくなった淫茎をあたしのもっともシャイな箇処に突き勃て、まるで削岩機の如く腰を前後し始めたの。

 フツー、AVのソッチ系の作品でも。
男優は決して売り物である女優さんの顔だけは叩かないのが常識なのよ。
やっぱり石山さんはタダモノではないわ、いろんな意味でね。
 まあ、石山さんは、オトコとして甦ったんだし、あたしもそれはそれで愉しんだんだからよしとしておくわ。そりゃあ、顔をぶたれたのは癪だけれどね。

 でもね。自分のおんなを自分の友人がいたぶって、さらには女性の生命であるところの顔を引っ叩いたわけでしょ。
コトが終わったあと。おとうさんと石山さんが一悶着起こしたってエピソードについては、もはや説明の必要もないわよね。

チャンスがあれば。あの日の彼にマゾ調教を施してやりたいと密かに願う

ふたりが散々揉めて、おとうさんがひと言、ぶっきらぼうに、
「美野里、帰るぞ」
 って、夜中の首都高の車中でも、終始あたしとおとうさんは無言のままだったわ。
もっとも、何てったってパパと娘だから。翌日にはおとうさんとあたしは再び仲よくしたけどね。

――勿論、石山さんとはそれ以降、一度も連絡なんて取ってはいないのよ、あたし。
おそらくおとうさんもね。

 だけど、サドの男性には絶対、マゾっ気もあるハズだとあたしは読んでいるの。
 もしも……機会があれば、今度はあたしが石山さんに、ハゲしいマゾ調教を仕込んでやろうかしらんとも思ったりもしているわ。
さらに彼が悔悛……いや、回春するようにね、おとうさんには悪いけど。


(筆者による取材内容をもとに再構成しておりますが、作中の人物名は全て仮名です)
文│前田穂花



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この記事を書いた人

前田穂花

車椅子ユーザーであり且つアスペ&軽度知的障害というハンディを負いながらも、見事?プロの官能小説家として身を立てることに成功したErosの世界での勝者。自称「アラフィフのロリータ」(笑)。普段の暮らしではその素性を隠して地球人のフリを装いつつも、実は淫乱星のプリンセス。女難ならぬ男難の相が出てバツ2となるも、人生三度めのシングルガールライフが愉し過ぎるので、目下ダーリンは募集停止中。

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