【ストリート】春の便りは復活した“立ちんぼ”情報から!

熟女・人妻店ユーザーさんの投稿コラム

【ストリート】春の便りは復活した“立ちんぼ”情報から!

裏風俗

隅田浮一 0 650 2023/04/14
「読者の皆々様、お久しぶりでございます。私ことルポライターの隅田浮一は、新規一心、愛機のニコンD700とともに還って参りました! 思えば、エロ本媒体の衰退とデジイチ(デジタル一眼レフ)の普及から、雑誌界からハミ出していた身から数年。
以来、活字媒体を飛び越えてサイトの世界に戻って来ましたぁ。
今後は以前にも増して精進して行きますのでヨロシク!!」

と、志も新たにしていたところに世界的な新型コロナ・ウイルスが襲来してきたのです。
これにはハッキリいって参りましたよ。同じく、ルポライターへ舞い戻ってきた中川デイブセンセイと呑んでは気勢を上げていた最中でしたから。
サイトでの再出発を胸に秘めていたら、突然、ホッピーからハイボールに流行が切り替わった時くらいにショックでした。
勝どきの気勢を上げようと思っていたら、いっきに崖っぷちへターンです。

というわけで、センベロになる隙間もなく飲み屋も休業状態に陥ってしまい、中川センセイも含めてエロ業界人は意気消沈したものです。

それでも人類の“踏ん張りどころ”とばかりに、数度のワクチン摂取(私は5回打っています)を繰り返して、何とか頑張っているのでした。そして、今年…。

「今年の冬は寒かったなぁ」と、特別に感じる冬将軍の季節でしたね。
東京でも氷点下の朝を記録するなど、例年になく寒さが身を削っていたように感じます。

特に私の身近での寒さで“身を削った事項”としては、「仕事が激減」に尽きます。
ただでさえ、エロ・サイトの流行線は下がりっ放しだというのに、仕事が上手く立ちいかないとなれば、その日暮らしさえままならない状態なんですから困ったモノです。
そのうえ、いまはワクチンが開発されているからまだしも、先行きが全く見えない未曽有の恐怖であつた新型コロナウイルスの恐怖に全世界が怯えていました。
我が国でも、やっとワクチン接種の目処がついておよそ1年ですから。つい昨日まで“ワクチン待ち”をしていたのが、ウソのようです。

私と同じくピンク畑を共に闘ってきた盟友・風俗ライターの中川デイブ氏と飲んでいると決まって「早くナントカならないですかねぇ」と、情けない愚痴を肴に焼酎やハイボールを煽っては、こぼしていたものです。

それが世の中の景気に少しだけ呼応したのか、ピンク仕事は、増えてきたのですから嬉しいじゃあ~りませんか!

今回は、2人とも「写真もイケる」という事で、揃って「春のパンチラ祭り」(仮題)と銘打った企画で東北を廻ってきたんですよ。

と気勢を挙げても、昔なら実話誌で「春の風俗祭り」(仮題)で毎年ヤっていた企画なんですけどね。アハハ。それを、エロ本とエロ・サイトを含めて“両面から魅せる”に替えただけなんですけど…。

編集長の計らいで、「効率がイイと判断したら、2人コンビで廻ってもいいよ」との事。少しは広告が取れるようになったのでしょう。

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「桜前線」を逆に南下して「立ちんぼ」をファインダーに!

こうして私たち取材チームは、納まりかけたコロナ禍のなか、北の大地に解き放たれたのでした。
具体的に担当したのは青森から杜の都・仙台にかけてまで。メインに付随する繁華街を中心に未だ雪の残る仙台まででした。

というわけで、私らは青森~三沢までを同一行動で無難にこなして中川デイブセンセイは日本海側から山形を経て山寺経由で仙台へ。
私・昭和のフォトジャーナリストと呼び声が高い(自薦のみw)隅田は、愛車のランドクルーザー00系で単独行をして、石巻経由でそれぞれ国分町周辺・仙台に辿り着き、中川センセイと落ち合ったのでした。

とはいっても寒いうえに、まだ11年前の東北大震災爪痕さえも残る地域での「ピンク色」の取材には、心痛さえ感じたほどです。
それに街並みの景色も変わっていたのが驚きでした。

仙台といえば東北一の繁華街で、夜も深くなれば人の流れも盛んになっていました。現在では、国分町の(夜の)お店具合は復調してきたというものの、JR仙台駅前から動脈を成す「青葉通り」は再開発の波に押されて、クリーン化したのはイイとして、以前のような「なんでも有り」な猥雑さが薄れていたのが寂しい点ではありましたが。


私や中川センセイが定宿としていた「仙台第1・第2ワシントンホテル」などは、建物自体が移転&新築して駅前に構えていたのが驚きでした。
当然、そのような一流ホテルに泊まれるわけはなく、私らは取材の目処がつくまで国分町の西区域にある「仙台ホテル」に宿を取ります。

それでも、お互いにフリーランスの身上なので“内緒のネタ”を掴むまでは、2拍~3拍は自腹で滞在する覚悟でいたのです。

情報屋気取りのホストからのネタで動いてみた

そうした編集長からの正規の企画依頼が終わろうとしていた頃、眉唾くさい情報が入ってきました。「素人パンチラも撮れた事だし、早く帰って原稿でも書くか」と、帰路につこうかと思った時です。

それは、朝昼兼用の食事を摂っていた時に売れないホスト氏からもたらされたのでした。

その男は普通の売り上げでは食ってはいけずに、国分町で「ナンでも屋」的に稼いでは仕送りに回している“苦労人”です。大震災後のコロナ禍で、ダブルパンチを喰らっているとか・いないとか…。

私は仙台で事件が起こると、まずはこの男に電話をして情報の下調べをするのが常になっていました。それが自ら、

「出張ご苦労様です。実は国分町に“立ちんぼ”が戻ってきてるいたいっスよ」

と、囁いてきたのでした。

この男は珍しく、情報量(ネタ代)は私からは受け取らずに、結構、良質なネタを流してくれたり、いろいろと便宜を計ってくれるのです。
今回もラーメン屋の伝票だけを私に押し付けて「これだけでイイや」と呟いて、アクビをしながら賃貸マンションに帰って行ったのです。

別のネタ元からも、チラホラと「立ちんぼ」関連のネタが入ってきました。

件の情報屋は、私との関係について、

「中央の流行りが、仙台にも影響するからね。『ホントの国分町のいま』を知ってもらいたいのよ。昔は夕刊紙に情報を載せてもらったり、“持ちつ持たれつ”だったしね」

と、信憑性を仲間たちとの間に説いていたみたいだし。
これは、私が写真を撮って中川センセイに健筆を奮ってもらうしかないですよね。

それにしても、いま、まさに「立ちんぼ」の隆盛期に国分町が戻ってきているとは!
 
当然、中川センセイと一緒に国分町に突撃あるのみです!

今回は情報を仕入れてきた私が音頭をとって、先導していきます。やはり、カメラ=私、文章=中川センセイといった暗黙の図式は仕上がりを見た限りでは健在です!

私達は、複数の夜職の男女からも「生の情報」を得て、夕刻以降の国分町を廻り出しました。まずは、全国的な傾向がある「外国人」を探します。こちらは、風俗店街の道端にゴロゴロしていたので、よ~く分かりました。
ミニでタイトなコットンスーツから生足を擦り出しては、

「お兄さぁ~ん、遊びは?」

と、寒そうに手足をこすり合わせては客を曳いていました。あぶれたり、店には所属できない㊙事情でもあるのでしょうか?
現に生足にフェイク・ファーといういで立ちで「立ちんぼ」している外国人を多く見る事ができました。

国別でいうと中国系や韓国系のアジア人が多く、ボディはスリムです。中南米の迫力ボディとはまた違った魅力がラブホ内まで漂っていましたよ。ただ、「寒い寒い」を連発するだけで、バスルームから出てスグでも身を震わせていました。これだけでは、太腿からデルタのマンコまでの俊敏なレスポンスを期待するには役者不足。潜入した中川センセイも、

「少な目のジュースが、“オンナらしさ”を欠いたかもね」

と言っていました。

続いて見張ったのは、【国分町】のアーケード下です。ここでは、「スナックあがり」の元チーママ風の女性が闊歩。もちろん、「立ちんぼ」も出ています。
ここではルポする中川センセイと並んで、取材時に禁欲を続けてきた私もラブホに潜入インします。

ただし、先にホテルを出てカメラを構えないと盗撮に間に合わないのでFを2回、シャワールームで立ちバック1回(急いでいながら、ここまでヤる!w)でソッコーでチェック・アウトしました。
私がセレクトしたオンナは、痩せぎすくらいの好みのオバサマでした。
恥骨の“当たり具合”がよろしくて、

「骨が当たるのが分かるわぁ。グリグリできちゃうわね」

とタバコ臭い息を吐いていました。

仕事でなければ「おかわり」しそうでしたよ。黒ずんだマンコからは大量の愛液を噴出させて、

「アタシもイってイイでしょう」

と叫びながら、デルタを痙攣させていました。「寒いから、このまま部屋に居残るわ。一緒に泊まればサービスしちゃう!」と、寒波から逃れるのに苦労している様子が見て取れました。


そして締めくくりは、西口公園です。
ここは休憩ゾーン、外周ゾーンとちょっとしたテリトリーがあって、新参のコや他からの流れ者は注意をしないといけないかも。

幸か不幸か、取材日は終電後になっても小競り合いや乱闘騒ぎもなく粛々と時間が過ぎていきます。

もうひとつの【㊙ミッションの「出会い系」の女を立ちんぼで探せ!】のオンナは見つかりませんでしたが、普通の潜入は成功です。

ウワサでは、
「『「パパ活』女もいるかもよ」と聞いたのですが、あのドンヨリした夜半過ぎの公園では、待ち合わせは無理と判断。
私と中川氏は翌日(明け方近かったので翌朝)、ランクルを飛ばして逃げるようにして東京へ還ったのでした。

最後は何せ、非合法風俗絡みなので、急いでいたのは言うに及びません。
国分町を見た限り、経済は少しづつではありますが上向いているように体で感じましたよ。
※ちなみに道内班によると、4月15日に開花したそうです。


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この記事を書いた人

隅田浮一

大学卒業後、主版社・編集プロダクション勤務を経てフリーライターへ。趣味はクルマ、バイク、女性等において「昭和の匂いのするモノ全般」。最近、足腰の衰えを痛感し、プールで歩く日々が続く。1966年生れ、独身。

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